莉乃辺 太郎(りのべ たろう)(仮名)。写真はもう、完全にイメージです。
34歳。男。奥さんと娘さんが一人。
職業は、創業3年のベンチャー企業のマーケティング担当。1年前に、現在の職場に転職してきました。
この莉乃辺さんのお話は、名前は仮名でもノンフィクションです。
結末から言えば、莉乃辺さんは、都市圏のとある人気エリアにて、リノベ物件を購入しました。
これは、実際に購入した物件の写真です。
うん、素敵。レンガの雰囲気が、かっこいい。
こんな素敵物件(これ本当に莉乃辺さんが買った物件ですよ)を購入されました莉乃辺さんですが、家を買うには、お金が必要なのです。
でも、現金一括で、数千万のお買い物ができる人は、そうそういません。
そうなったら、家を買うためには、住宅ローンを組まなければならないのです。当たり前ですが、誰でもかれでも簡単に住宅ローンを組めるわけではありません。さらに、一口に住宅ローンといっても組み合わせによって、その種類は200近いとも言われています。
ローンを組む金融機関からすれば、「ちゃんとお金を返してくれる人にお金を貸したい。」のです。その「ちゃんとお金を返してくれる人」かどうかを判断するために、『住宅ローン審査』というものがあります。細かい流れは省略しますが、この審査を通過すれば、晴れて住宅ローンを組むことができるわけです。
「安定した勤め先があること」「勤続年数が長いこと」によって住宅ローン審査が通りやすくなるだろう、ということは想像に難くないと思います。
すごーく一般的に考えて、
①転職したばかり
②勤め先が、立ち上げたばかりのベンチャー企業
の二つの条件は、金融機関からすると、
「またすぐに転職しないのか? ベンチャーらしいが、会社は大丈夫なのか? ちゃんと支払いを続けていけるのか」と捉えられてしまうかもしれません。
安定的な支払いが見込める人に対しては、店頭金利(あらかじめ設定している金利)から引き下げた金利を適用する金融機関もありますが、上記のような条件では、そういった優遇も見込めないかもしれません。
そもそも審査が通るのか?
通った住宅ローンの中で、どれが自分に合っているのか?
という状況の中で、莉乃辺さんは、彼にとって非常に良い条件の住宅ローンを組むことができたようです。
そもそも、「条件の良い住宅ローン」とは、どんなもので、それを「なぜ組むことができたのか」。実際にお話をお聞きしました。
住宅ローンで得をしている人に直接、お話きいてみた。
賃貸を探すのではなく、マイホームを持つことを選択されましたが。
手に入れたマイホーム。リビングだけでなく、キッチンも素晴らしい。スタイリッシュなステンレスのキッチンが、白いレンガ貼り
そういった会社は、場合によっては、そもそも住宅ローンを通そうとしてくれなかったり、月々の支払いに無理が生じるかもしれない住宅ローンを組ませたりもしちゃうわけですよね。そうではなくて、これは、会社の方針によると思いますが、生活全般をトータルで提案してくれる、ファイナンスが詳しいところに出会えると、あとは、緻密なプランニングをした上で、「ここと、ここと、ここに、住宅ローン審査を出しましょう」と、話を進めてくれます。
もっと具体的な話で言えば、当時、私は、車の購入も検討していたんですね。その時に、「車の購入は、住宅ローンを通したあとにしてください!」とストップをかけてくれました。先に車のローンを組んでいると、住宅ローンの借りられる上限額も下がってしまうんですね。順番の問題なのですが、住宅ローンを組んだあとに、別のローンを組めば、そうしたことは起きないようです。こうしたところまで、トータルでサポートしてくれると非常に助かりますよね。
お伝えしたいこと
今回のコラムで、もっともお伝えしたいことは、
「ファイナンスに詳しい、生活をトータルで提案してくれる会社で家を買おう!!」ということです。
同じ物件を買うのでも、選ぶ住宅ローンによって、月々の支払いが変わってきます。人生を変えるかもしれない大きな決断になる住宅ローン。丁寧にひとに寄り添った提案ができる会社を目指していきたいものです。