皆さんおはようございます、こんにちは、こんばんは!
リノベ不動産の村山です。
今回のコラムは、「リノベのプロに聞いた!お客様が本当に聞きたい話ベスト3」と題しまして、プロが受けたリノベーション希望のお客様からよく出る質問事項を取り上げていきます!
リノベーションしたいけど、何を聞いておいた方がいいのか分からない・・・なんて人、きっと多いですよね。今回はそんなあなたに必見のコラムとなっておりますので、是非参考にしていただければと思います。
Q1.金額はいくらぐらいになりますか?
Q2.間取や水回りの位置の変更は可能でしょうか?
Q3.遮音性を高めることってできますか?
なるほど、なるほど・・・。確かにこれは皆さん気になっている内容ですよね。
簡単ではありますが、お答え致しましょう!
Q1.金額はいくらぐらいになりますか?
A1.当社でリノベーションしたお客様だと、㎡単価平均17万円だそうです。しかし、リノベーションのこだわり次第で高くもなったり安くもなったりします!細部までこだわれば必然的にそれなりに高い金額になります。リノベをする際は
- こだわるポイント
- こだわるデザイン
- こだわらなくてもいい場所をまとめてみましょう。
さらにマンション自体も購入となると、「マンション価格+リノベーション価格」となるので、どこにどうお金をかけたら自分の理想が作れるのかが変わってきます。事前にリノベしたい箇所の優先順位を決めておくのもいいかもしれません。
Q2.マンションでも間取りの変更は可能でしょうか?
A2.可能です!が、いくつかの注意事項があります。以下で詳しく見ていきましょう。
専有部と共有部について
マンションには「専有部分」と「共有部分」と呼ばれる部分があります。専有部分はマンションの所有者個人が所有している場所のことで、共有部分とは、マンションの所有者全員で共有する場所のことを指します。個人でリノベーションを行う場合、「専有部分のみ」がリノベーション可能な箇所になります。そして、専有部分以外の箇所が共有部分になります。共有部分の大規模修繕等は、マンション自体の管理組合でなければリノベーションすることができません。専有部分と共有部分の境界線については、以下のようになっています。ぜひご参考にしてください(^^*)
【専有部分と共有部分の境界線(折衷説・上塗説を使用(*1))】
壁、床、天井等 : 躯体部分は共有部分。躯体部分以外の部分は専有部分の範囲。
窓ガラス、玄関扉等 : 窓ガラス、玄関扉は建物の外観保全の観点から共有部分の扱い。
配管、配線 : 設置目的、設置場所、その物の性質、維持管理の状況等により判断する。
標準管理規約「専有部分の占有に供される設備のうち共有部分内にある部分以外のものは、専有部分とする。」
壁の造りについて
住宅の壁の造りには大きく分けて「ラーメン構造」と「壁式構造」の2種類があります。この2種類の壁の構造の違いによって、間取りの変更具合も変わってきます。
ラーメン構造 : 柱と梁の接点がしっかり接合されているもの。耐力壁や筋交いを入れなくても耐震性を確保できる構造。間に壁のない自由な空間を作ることが可能。比較的自由な間取の変更が可能。
壁式構造 : ラーメン構造のように柱と梁で支える構造とは異なり、壁で建物を支える。壁で建物を支えているため、大きな窓を設置することや間取の大幅な変更による既存の壁を取り払うことができない。
ご自身のマンションや購入を検討しているマンションの構造に関しては、知っておいた方がよいでしょう!
Q3.遮音性を高めることはできますか?
A3.可能です!例えば「階下に音が響かないようにしたい」というのであれば、床に遮音性を高める緩衝材を入れるのが一般的です。方法は大きく分けて「直貼り工法」と「二重床工法」の二種類あります。今回はマンションに多い鉄筋コンクリート造りの場合を見てみましょう。鉄筋コンクリート造りのマンションの床下はコンクリートスラブと呼ばれる床のベース部分があり、それぞれの工法に合った床材を重ねていきます。
直貼り工法 : コンクリートスラブの上に緩衝材、ボード、フローリングを重ねて貼る工法。
二重床工法 : コンクリートスラブの上に支持脚と呼ばれる支柱とパーティクルボード、フローリングを重ねる工法。支持脚があることで、コンクリートスラブとパーティクルボードとの間に空間が生まれるため遮音性や断熱性も向上する。また、配線や配管機能を床下に持たせることも可能。
生じる生活音で重い音と軽い音のどちらを有効的に遮音するかによっても選び方が変わってきますので、注意しましょう!
☆番外編☆~こんな質問もありました~
Q.リノベーションの完成イメージが全く沸かない段階でお店に伺っても大丈夫ですか?
A.もっっちろん大丈夫です!リノベ不動産|デザインネットワークアソシエイツでは、過去の事例も多く掲載しています。過去の事例を参考にリノベーションを考えるのもよし、一つ一つ理想の住宅像を想像しながらスタッフと一緒に1から考えるもよし!ワクワクを実現するお手伝を致します!
◆終わりに◆
今回のコラムで少しは聞きたいことが解決しましたでしょうか?「まだまだ分からないことだらけで直接はちょっと聞きづらい・・・」という方でも大丈夫です!当HPの「ご相談」フォームからご質問いただけます。
もちろん、軽い雑談を交えながらリノベーションについてお話しした方が聞きたいことがさらっと出てくる場合もありますよね。そんなときはぜひ当店までご来店ください。当店オリジナルのコーヒーをご用意して、ユーモアあるスタッフとともにお待ちしております(^▽^)
以上、村山でした!