中古物件の壁のひび(クラック)を補修する工事

中古物件の壁のひび(クラック)を補修する工事
コラム
こんにちは、福岡(主に古賀市・福津市・宗像市)で中古物件のリノベーションをおこなっているデザインネットワークアソシエイツです!

中古物件リノベーションでは、壁紙の張り替えをすることが多いのですが、ときどき、壁紙がひび割れていることがあります。

そのようなときは、下地を補修してからでないと壁紙をきれいに貼れないので、下地の補修が必須です。

今日は、壁紙をリノベーションで張り替える時の、下地の補修についてのお話です。





 

ひび割れの原因

中古物件の壁のひび(クラック)を補修する工事
壁紙がひび割れているとき、原因には2つの可能性があります。

1:壁紙の下地のボード(プラスターボード)が割れている
2:柱と下地の板の継ぎ目が割れている


1の下地のボードが割れているときは、ボードを新しい物に変えればよいのですが、
2の場合はちょっと工夫して工事をする必要があります。

今回は、2の柱と下地の板の継ぎ目が割れていることが原因で壁にひびが入っているときのリノベーション方法をお伝えします!


 

壁が割れている所の壁紙をはがしてみたら・・・

中古物件の壁のひび(クラック)を補修する工事
壁が割れているところの壁紙をはがしたところ、写真の様に、真ん中の柱部分との継ぎ目から割れていました。

そこで、その継ぎ目部分から、また同じように割れてくるのを防ぐために「寒冷紗」というものを使います。
 
 

寒冷紗とは?

中古物件の壁のひび(クラック)を補修する工事
寒冷紗というのはガーゼのような薄い平織りの布です。伸縮性があるので、ボードとボードが離れていくのを防ぎます。

そして、その上からパテというペースト状の充填剤を塗って、表面を滑らかにします。

ここまでの下地の補修作業は大工さんがやってくれます。

そのあとに、壁紙屋さんが新しい壁紙をはってくれて、ようやく壁紙工事が完了となるのです。

壁紙をきれいに貼るためには下地の処理がとても大事!

中古物件の壁のひび(クラック)を補修する工事
いかがでしたか?
リノベーションで壁紙を張り替えるときには、特に古い物件では下地にひびが入っていないかどうかを確認して、ひびが入っている場合はこのように丁寧な補修作業が必要になります。

補修をすることなく壁紙を貼ってしまっても、またすぐに割れてきてしまうので・・・。

下地の処理は、リノベーションの完成後にお客様の目に触れることはない所なのですが、「長くお住まいいただける家づくり」をモットーにしているデザインネットワークアソシエイツでは、このように丁寧な工法で工事をおこなっています!

 

施工事例