【賃貸マンションリノベーション⑤】「技あり!」な壁作り

【賃貸マンションリノベーション⑤】「技あり!」な壁作り
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突然ですが、問題です。

2人の大工さんが運んでいる、こちらの木枠はいったい何に使うでしょうか??

答えは・・・

「壁の上につけて、プラスターボードと壁の間に隙間をあけるため」

です!

と言ってもなかなかわかりづらいですよね。


 

壁とプラスターボードの間に木枠をはさむ、壁作りの技

【賃貸マンションリノベーション⑤】「技あり!」な壁作り
図解すると、このようになっています。

通常、壁に直接壁紙を貼るわけではなく、「プラスターボード」というボードを壁の上にはって、その上に壁紙をはるのですが、今回の賃貸マンションリノベーションでは、その間にさらに木枠を入れたのです。

木枠が入ることで壁とプラスターボードの間に隙間が空くので、空気が通ります。


【賃貸マンションリノベーション②】結露の問題発生!! でご紹介したように、こちらの賃貸マンションは結露がひどかったので、結露ナインという塗料を塗っているのですが、その結露ナインの効果を最大限生かすには、空気層が必要だったので、このように木枠をはさんで空気層を作ることになりました。
 

木枠の上からプラスターボードをはって、ようやく壁の下地が完成!

【賃貸マンションリノベーション⑤】「技あり!」な壁作り
木枠の上からプラスターボードを貼って、ようやく壁の下準備が完了!

ここまでは大工さんの仕事で、壁紙を貼る作業は専門の壁紙屋さんが担当してくれます。

 

どんなデザインになるかお楽しみに!

【賃貸マンションリノベーション⑤】「技あり!」な壁作り
このように、リノベーションでは物件の状態によっては、下地の作り方を通常とは変えたほうがいい場合があります。

リノベーションした後に長く快適に住んでいただけるよう、知恵を絞って、工夫を凝らして最適な工法で工事をしています。

賃貸マンションリノベーション、まだまだ続きます!

次回もお楽しみに~♪

施工事例